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『アートで自己表現力を磨く』

自分を表現する手段はさまざまあります。絵を描く、文章を書く、体を動かす、話す、服を選ぶ・・・突き詰めていくと、生きていること自体が、自分を表現することの連続からなっているんですね。

出来上がった作品はどの子のも、皆違います。比べられない命である一人一人が表現した作品は、比べられない、どれも違った素晴らしさがあります。

『集中力と根気が目覚める』

一つの作品を作り上げることで、やり遂げる為のプロセスを経験します。成し遂げた時の達成感が、自己を成長させます。

作品を創るとき、思い描いたように、すんなりとうまく行くこともあれば、そうは行かないこともあります。そこで、考え模索し、それを乗り越えるプロセスを経験するのも大切なことです。

また、最初は、集中していられない子も、徐々に座っていられるようになります。しばらくするうちに、作品をずっと夢中で作るようになり、驚かされることもしばしばです。

『自己表現することが当たり前になる』

大人になるにつれ、自由に描くことがなかなか難しくなります。どう思われるか。。人と違う。。など、周りと合わせて、なんとなく無難な方向に収めてしまいたくなるものです。私からすると、そんな観念的でない線を描くのは至難の業だな。。天才的な抽象画家のようだな。。なんて、子供たちの作品をみて思ったりするのですが。。確かに周りを見て学ぶことは、大切なことです。現に、私のお師匠さんは、『美しい事なら盗んでもしろ』(絵の描き方の事で、ものを盗めと言っている訳ではありません)と言っていました。ただ、それ以前に自分の描きたいものに正直に向かい合ってほしいと感じています。

でも、これって絵だけのことではないですよね。これからの時代は、『オリジナルの発想』『自分の意見を言える』『自分の頭で考える』『自主性』そういった力が今まで以上に必要と言われています。

あらゆる場面で自己表現力が必要とされてくるのです。

自分で考えて、自分で描きたいものを描く事で、アウトプットすることが身につき、自己表現する事が当たり前になっていきます。

また、描きたいものが描けるように思考と工夫を凝らす、それにより自己表現力も深まっていくのです。